ダイエットの基本といえば基礎代謝
ダイエットに詳しい人なら誰でも知っているのが「基礎代謝」ですね
同じものを食べ、同じ運動をしていても、太る人と太らない人がいます。
コレはその人自信の「基礎代謝量」が深く関わっています。
人が生きていくために必要なエネルギー量を基礎代謝量と呼び、1日に消費する全カロリーのおよそ2/3を占めています。
コレは人の生活において測定された発熱量ですが、
厳密には、
20℃ほどの部屋で、食後半日経った時点で心身ともに安静になったときにどれだけの熱の発生量なのかということです。
つまり、何もしなくても人が生きていくうえで消費されるエネルギーで、呼吸、心臓の鼓動、発汗、食べ物を消化したりするためのエネルギー量なのです。
基礎代謝量は15〜17才をピークに年々減少します。
若いころと同じ量の食事でも歳をとると太ってしまうのはこのためです。
基礎代謝量から見た痩せにくい条件とは
筋肉質より脂肪太りの人
背が高い人より低い人
運動をしない人
中高年
男性より女性
基礎代謝量が低いということは、日ごろ、あまりエネルギーを消費していないということです。
したがって同じ量の運動をして、同じものを食べている2人が同じダイエットをしても、基礎代謝量が低いひとは痩せにくいことになります。
たとえば身長と体重が同じ人を比べると、筋肉質の人のほうが脂肪太りの人に比べて痩せ易いことがわかっています。
コレは筋肉が寝ている間でもエネルギーを消費しているからです。
また、体重が同じで身長が違う人を比べると、背の低い人のほうが基礎代謝量が低くなっています。
なぜなら、背が低い人のほうが体脂肪が多い傾向にあるからです。
どうやって基礎代謝を維持すればよいのでしょうか?
基礎代謝は体温が下がると低下します。
夏場でクーラーの効いた部屋で生活していると身体が冷えて代謝が下がってしまいます。
できるだけギリギリまで室温を高く設定したいものです。
少し動いたら汗が出るくらいの室温に設定しましょう。
入浴はぬる目のお湯で半身欲で20分ほど浸かります。
半身浴は疲労回復に効果があり、何より血流をよくして身体を温めてくれますから、基礎代謝アップにも有効です。
食事にも気をつけましょう。
食べ物には体を温めるものと冷やすものが存在します。
野菜なら、にんにく、ねぎ、しょうが、かぼちゃ、肉類なら、鶏肉、豚レバーなどたくさんありますから体を温める食材を使って料理を作ることも大切です。